その列車からの風景がすごかった。
アルプス山脈!
この目で初めて見たよ。
そうこう景色を楽しんでいるうちに
インスブルック到着
うわーー! 街がアルプス山脈に囲まれている!

街並み自体もきれいだし、その背後に聳え立つアルプス山脈も圧巻
今まで訪れた中で一番美しい街かもしれない。
川は緑白濁色をしていました。
ザルツブルク旅行のほんのおまけのつもりで寄った町なので丸1日しか滞在時間がない。
遅い昼食に生ハムサンドの軽食食べて、さっそくアルプスに上ることにしました。
そのロープウェーが思ってたより高くって
頂上まで行くには一人35ユーロ、(チェコでの物価からすると私らには60ユーロくらいの感覚)
それでオンドラが「やめる〜?どーする〜?」とモゴモゴ言ってて、確かに高いけど私には行かないという選択はなかったので、
「いや、こんなアルプス山脈の目の前まで来て上がらないとかないっしょ!」、「てか私らハネムーナー!」
そうして行くことに決定。
最終的に高い棺桶買うために働いてるわけじゃないんだよね〜と二人で納得しました。
(結果、200%上ってよかった!この経験で35ユーロ、むしろ安い!)
インスブルックの町がだんだんと離れていきます。
頂上行くまでに3つも違うロープウェーに乗り換えました。
自分の足で登ってる人も。自転車で登ってる強者も。
「子供がいなかったら、僕らも自分たちで登ってきたよね〜!」というオンドラ。
まじか、、、私は嫌だわ。
途中気圧で耳が痛くなりました。
飛行機の離着陸の時みたいにニナには哺乳瓶を加えさせました。
合計30分くらいかけて頂上に到着!
高ー!!
飛行機からの景色みたい。
標高2200mです。
これがアルプスかーーー・・・・・・!
見たことのないすごい景色に、
「ウワー」とか「ウヒー」とか、8か月の娘と同レベルの語彙力になる私達。
この驚きの風景に合う言葉を知らない。
足場が悪いので細心の注意を払って歩きました
なかなかご機嫌な娘ですが、鼻が赤くなって寒そう。
地上より10℃くらい気温が低かったです。
記念写真の為少し地面へ。
アルプスの山頂にいる事などこの子にはどうでもいいが、
きゃいきゃいと初の芝生の感覚が面白いらしい。
撮った写真、娘が勇ましい顔をしていてオンドラのお気に入り。
目の前にあるなにかを手に取りたいようでズリバイしてて、
何かと思ったら犬の糞だった、涙
あまり長くいると風邪ひいてしまいそうなので、地上に戻ることに。
戻る途中、愉快な台湾人と、日本語ができる韓国人とロープウェーが一緒になり話しながら下った。
その後も彼らと地上で何回か遭遇するという、インスブルックの町の狭さったら。
あまり見て回る時間のない私たちには小さい町でよかった。
旅のメインだったザルツブルクより、ついでに寄ったインスブルックの街のほうが印象に残りました。
インスブルック、ヨーロッパに来る予定又は住んでる人に本当におすすめしたい町。
インスブルックのシンボル的建物であるゴールデンルーフ。
その真下のレストランで夕飯にチロル料理を食べました。
チロル料理とは、インスブルック(チロル州)の名物料理です。
日本は国土料理が多いけど、ヨーロッパってとても少ないから
名物料理がちゃんとある地域ってうれしい。
食べてみたかったTiroler Gröstl (日本の肉じゃがに目玉焼きがのったようなもの)を注文。
あと、どうせならもう一品は違うものとチロルのラザーニャを注文。
Tiroler Gröstlは普通においしかったけど、チロルのラザーニャが超絶に美味かった。
キノコのソースにはコクがあって付け合わせのクランベリーにマッチ。味付けが日本人にちょうどいい。
メニューを見るとチロル料理って他にもいろいろありそうなので、次来る際は他の料理も試してみたい。
娘が10才くらいになったらまた来たいな。
まだ8か月の娘さんはというと、飽きて限界。
さっさと食べてホテルに戻りました。
付き合ってくれてありがとう。
娘のお陰で旅行が以前より一段と楽しいです。
翌日の午前中はゆっくり過ごして(爪切られるの嫌い、オンドラ頑張る)
家まで8時間の道のりを帰りました。

電車でドイツ人とスイス人のハーフの子(娘と半月違い)がいて娘は興味津々。
その子が玩具貸してくれて、途中まで一緒に遊んで帰りました。
オーストリアの列車にはファミリー車両ってのがあって
そこに小さいけどモニター付きの絨毯スペースがありました。
プラハに戻ってきて空気が濁っているのを感じました、チロル州の空気がすごく澄んでいたんだなぁ。
一生の思い出に残る旅行となりました。