2014年11月04日

緊急病棟


3週間ほど前の夜のこと


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人生で初めて、私は救急車で運ばれた。


救急車初体験がチェコとなるとは。





体に強く異常を感じ出したのは、9月の半ばころ
疲れやすい、酸素が足りない、胸がそわそわしていた。

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ちょっと坂を上っただけで息切れ。

朝から脱力感があり、ベッドから出られないことがあった


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でも、急に元気になって、スポーツをしているときはぜんぜん平気だったり
むしろ尋常に興奮。

あまり体のことは、気にしないでいた。


けれど、後に体が冷えて風邪のように急に寒くなったり、

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常に足に電流が流れているような感じが出てきた。
足の指を自分の力で曲げられなくなった。

さすがに、病院に行こうと思った。

オンドラはとても心配していた。
「足に感覚がなくて指を動かせないってかなりやばい気がする
ほっておいたら切断とかになるかもしれないよ!」
と言った。

そんな話をしていた直後、急に足どころか体全体に電流が流れ始め
ガクガクとした痙攣がとまらなくなった。


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こわかった。

オンドラはもっと恐かったと思う。
救急車を呼んだ。

救急隊員が2人、部屋まで入ってきて私の指で何か調べると
血液中の酸素が多すぎると言い
とにかく私を病院に連れて行くことにした。


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救急車の中で、痙攣の止まらない私を見て、オンドラも震えている。
かわいそうに、繊細なのだ。


病院につくと、車イスに乗せられ緊急病棟の方へ。


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ロビーには、すごい人数の人がいた。
しかもすごい臭くて泣きそう。ホームレスの人も何人かいた。



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診察室で看護婦さんに吸盤みたいなのいっぱいつけられた。
くすぐったくて私は笑いをこらえるのに必死だった。
笑いそうな時点でもう元気ぽいし、震えが収まってきた。
あとは、心電図や血液とったりした。

特に緊急性がないと判断された様で、
ロビーでマグネシウムを打ってお医者さんの診察を待つことになった。


ここからが最悪だった。


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マグネシウム打ち終わった後も、どんだけ待ったことか。。
ロビーで他の人たちも順番を待っている。
3時間くらいはあったと思う。
看護婦さん、終わった注射器くらい抜いてくれ・・。


なんか、余計病気になりそうだねと話した。

医者は一人しかおらず、忙しそうに行ったり来たりと患者のケアをしている。
当然、緊急性高い患者にはつきっきりになる。
酒の飲みすぎで倒れた人が運ばれてきたときはすごい大変そうだった。
私たちは少しイライラしだし、酒の加減しろよ!とブツブツつっこんでいた。
私のような人は後まわしだ。注射引っこ抜いて、本気で帰ろうかと思った。

深夜を回ってやっと私たちの番。
血液などの結果から、「どこにも問題なしの健康」と言われた。
全身振るえが止まらなくなっていたのは、精神的ショックで過呼吸になっていたらしい。
マグネシウムが足りなくなってくると、こういう症状が出るらしく、マグネシウムを普段から飲むようにしてとアドバイスを受けた。

診断は何だか拍子抜けだったけど、この時は二人してどっと疲れていて早く帰りたいのみだった。
ありがたい深夜バス、1時間に1本と少ないがバスは深夜でも運行している。



後日、一般病院の診察を受けてみた。


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きれいでやさしい女医さんだった。
緊急病院でもらった診断結果を見せ、少し診察。
やはり私の体は健康であるようで、すべての異常はストレスから来るものでしょうと言われた。
海外生活は大変だろうけれど、リラックスするように心がけてと言われた。


そうか・・。ストレスか・・。

ストレスを感じると体がマグネシウムやカルシウムを使うからそういう要素が減っていくんだって
それで異常が出てきたりするみたい。
自律神経失調症みたいな感じだろうか・・。

なんか、納得というか。
海外にいると神経が過剰に敏感になって、嬉しいことにすごい興奮するかわり、どっと悲しくなることがある。
精神の浮き沈みが激しい。
ちょうど9月頃は一番ひどかった。
ママと姉が日本に帰っていって寂しかった。
ビザ申請中で、日本でのパントマイムショーを欠席せざる得なくなった。(仲間にも迷惑をかけた)
チェコ語会話コースがビギナークラスなのに政治などが題材で全くついていけなかった。

何もできていない状況が腹立たしくて、涙が出た。

でも、ストレスでここまでなっちゃうんだと分かったら
もっと気楽になろう、今は何もできなくてもいいじゃないか、と思ってふっきれてきた。

やれない事より、やれた事に注目して喜ぼう。

それから不思議と、足の電流が消えて、体の脱力感も感じなくなってきた。



そして、とても心配してくれていたオンドラ。

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もともとやさしい彼が、もっとやさしくなった。
仕事帰りにお花を持ってきてくれたりした。
彼は「日本に住んでもいいよ」と時たま言ってくれる。

私は、チェコの自然や周りのチェコ人は好きだ。
数年はチェコにトライして、仕事を見つけて
それでも悲しくなったら、日本に戻るのもありと思っている。
そのくらいに思っているほうが気がらくだ。ありがとうオンドラ。

オンドラは私をケアしてくれる。

私は足のリンパが通っているところが痛くなりちょっと気になっていた。
彼はリンパマッサージをお店で経験したことがあり、
その時に掃除機のような物で体を吸われたらしい。


そんなわけで、家の掃除機でリンパマッサージを試みた。

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すごい痛い。泣きそう。

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やめろ〜!


でも、数日やってみたらリンパの痛みが消えてきて
あながち悪くないなと思った。
(でも、絶対マネしないでください。)

マグネシウムが入った水も日ごろから飲み

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今は落ち着いています。





posted by odaQgirl A子 at 20:56| ウィーン 🌁| Comment(5) | TrackBack(0) | チェコの暮らしと旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様です。
A子さんも救急車とおそらくFakultni Nemocnice Brnoを経験されたのですね。私はあそこに合計6回ほど(笑)あそこで入院を3回ほど。そうなんです、あそこは忙しくて患者を相手している暇はないのです。私は「はよ帰してくれ」と懇願して先日は帰してもらいました。「早く帰してくれ」に大いに共感しました。

でも、血中の酸素が多いとか、マグネシウムが足りない等わかって良かったですね(*´∀`*)自律神経失調症みたいな感じですね、きっと。私は東京での暮らしの方が、そういう症状が頻繁に出ました。

チェコでの生活、チェコ人の性質とか、A子さんなりのこっちでの過ごし方が掴めてきたら楽しくなるかもしれませんね。A子さんにはお会いしてみたいので、A子さんがこちらで楽しく過ごされることを祈っています(←あ、私の為になってる・・・)。勿論、「あ〜、もう無理!」ってなったら、日本に迷わず行ってくださいね!お母様も仰っているように、「神様がお導きになった」道かもしれません。健康第一に、自分の人生を大切に生きてくださいね(*´∀`*)素晴らしいパートナーにも出会えたことですし!

ではでは、クリスマスの鯉料理を楽しんでくださいね(笑)
我が家はパパが鯉の美味しいスープを作ってくれるんですよ♬ 楽しみです(*´∀`*)


PS:チェコ語のA1レッスンで政治の話は難しすぎですね(笑)実際の生活の話が良かったですね。どこのレストランが美味しいとか、昨日はどこに行ったとか・・・。
Posted by B(以前、京王線ガール) at 2014年11月05日 02:36
Bさん

そうです、その病院。
6回も行っているのですか、入院まで、経験を繰り返してBさんがたくましくなられたのが分かります。。
夜間に運ばれてきたのが意外と外国人も多く、スペイン語と英語がとびかい働く人たちも大変だなぁと思いました。
私は今まで日本やトロントでもストレスから体調不良になったことがなかったので、自分もこうなるんだぁとちょっと驚きました。
私は東京での活動や仕事が好きだったので、のんびりしすぎている今が調子抜けで魂も抜けてしまったような感じです。
ブルノの人は人間らしく生きてて良いと思うので、また違った生き方をここで学び中です。
体や心が順応してくると信じています。
でも日本食だけはいつまでも恋しいんだろうな、、お店のラーメンと天丼とサシミが食べたくて夢にまで見ます。

私もBさんにお会いする日を楽しみにしています。なので前向きにいようと思います。
それに、日本にいるとあまりブログも書く気になれませんが、今は書きたいネタも多くて
海外でブログやっている方が楽しいです。
パパが鯉さばけるの凄いですね。スープいいな。うちはフライじゃないかと思います。
クリスマス会の様子も報告しますね。

チェコ語レッスン、A1では「Ja mam rada〜」みたいな事やってたのに何で次のレッスンから
政治なの!と思いました。でもクラスの人たちはロシア人、ウクライナ人が多くついていけてる人が多かった!私はまだ、「ドアを開ける」みたいな基本的な事さえ言えないレベルなので辛かったです。
でも学校のことを彼や彼の家族に話したら、学校の代わりに日常会話をゆっくり教えてくれました。
覚えた簡単な言い回しや、誰かが行ったことを子供みたいにそのまま繰り返すようにしています。
日常で使ったほうが覚えやすいですね。いい家族で恵まれてます。
Posted by A子(小田急ガールを名づけてくれた友達が、京王線ボーイでした) at 2014年11月05日 18:45
栄子大丈夫?実はおとといクミちゃんと電話してたところで、いま栄子のブログ見たからなんだか涙ぐんじゃったよ。

私もフランスとアメリカに連れまわされている頃、自律神経失調症みたいなのになってた。でも彼は理解してなくて責められたから辛かったなぁ。
オンドラが理解があって、繊細で優しくて本当によかった。と私は思ってるよ。
手紙描きます。
Posted by at 2014年11月07日 16:37
名前書き忘れてた、真鈴でした。
Posted by at 2014年11月07日 16:38
まりん

久しぶりー!ビデオカメラを送ってくれたみたいで、ありがとう。
マリンも海外で弱っていたこと覚えているよ。思ってる以上に海外生活は大変だよね。
特に私もマリンも何でもやりたいみたいな人だから、できないことがストレスみたいな。
日本は何でも経験できて楽しいしね。もちろん嫌な部分もいっぱいあるけど。
彼に攻められたの辛いね、、聞いただけで胸がぐっとなる。そうだったら私もやってけないだろうな。ほんとオンドラが理解してくれる人でよかったよ。二人して繊細で決められないみたいな性格が似ちゃってしょうもないけど、基本的には分かり合えてよかったと思う。
手紙、楽しみにしてる^^
Posted by A子 at 2014年11月07日 21:30
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