昨夜お家にて。

1つのロウソクの光で静かに過ごしてました。
というのも昨日、ここ10年で最強といわれる台風がチェコを訪れまして、
我が家のある町Úvaly全域が昼間から夜にかけて大停電となりました。
チェコのニュースに寄ると木が倒れたり、屋根が飛んだりの被害があったようです。
この台風によって、5人の方が亡くなっています。
昼間は本を読んだり、家電使わない系の家事がきますが
外が暗くなると寝るかボンヤリするしかできず
電気ありきの生活をしていたんだなぁと思い知らされました。
1人で退屈すぎて、台風もやんだので夜のプラハに出かけました。
Úvalyの町の街頭、駅の光もすべて消灯。各家庭の窓からはボーと灯るロウソクの光が見えました。
それがクリスマスのような雰囲気でもありました。
プラハの韓国料理屋でビビンバを食べ(幸せ!)、彼の働くホテルのロビーで
彼の仕事が終わる23時まで待たせてもらいました。
電気があり、暖かいことの有り難さを感じた日でした。
最近のこと。
以前住んでいたプラハ8区に彼と出かけました。

たまに行くパキスタンカレー屋のニンニクカレー(85Kč)でこの日も大満足。
食べ終えた直後に、次はいつ来ようか?と二人で話すはまりっぷりです。
その後、お屋敷Grabova vilaを久しぶりに訪問

ここは毎年秋に小さなギャラリーを開いています。

前回と同様、展示内容は色々で面白かったです。
この繊細な絵が描かれたジンジャークッキーよかった。

その後、近くの区民館へ。
「1960年代のプラハ8区」と題した写真展を見に来ました。
プラハ8区は今ではカーリーン地区などがトレンディ―な場所となってますが
昔は工場など多く、廃れた地帯。だいぶ変化したのが分かります。

妊婦らしい体つきになってきました。
お腹がせり出しているので腰がそって、がに股歩きの私。
この重さ、腰や足にくる。生まれるまでに、まだ倍にもなるのか。
近所に住んでた頃は、ここでやってた無料コンサートや、クリスマスイベントなどを見にきました。
プラハ8区に住んでいる無宗教の人はここで結婚式を挙げたりもします。
また話飛んで、一昨日のこと。
プラハのヴァーツラフ広場付近にある隠れ家的喫茶店čítárnaに、友達カップルと行ってきた。
普通に歩いていたら決して見つけられないような場所でひっそりと営業、でも噂が噂を呼んで人気店のようだ。
チェコによくあるアパートのように、お店がある棟へ入るにも呼び鈴を押して入口を開けてもらわないといけない。
エレベーターなしの5階へ上がったらようやく喫茶店に到着。

注文はカウンターでのフリースタイル、コーヒーやビールを入れてもらったら
好きな部屋(部屋が4つくらいある)の好きな椅子やソファーへ。
一人で来て喫茶店内の本を読んでいる人なども。ゆっくりと各々の時間を過ごしている。
ラテ45Kč(225円)、レモネード500mlで25Kč(125円)、ビール500mlで30Kč(150円)
と観光地ど真ん中のヴァーツラフ広場付近では驚きの低価格。
頼めば豆乳でラテを作ってくれるのもうれしい。


落とした照明と、古い家具が最高に心地よい。
ブルースやJazzがかかっているのも自分好み。棚からレコードを選んで店内曲も変えていいようだ。
文化的なこのお店がすごく気に入った。
喫茶店内を一人でうろうろ探索していたときに、店主っぽいおじさんに
「おいで、おいで」と呼ばれて奥へ奥へと進み、物置部屋の方までついていった。
チェコ語で部屋の説明なんかをした後、ポスターをプレゼントしてくれた。
そして私の着ているバラ柄の服が好きだと言ってくれた。
もらったチェコバンドのポスター
この喫茶店はよく音楽イベントなどもしているようだ。

話題豊富な明るいカップルと、3時間くらいおしゃべりを楽しんだ♪
Ryokoさんとは何度か会っているけれど、この日カップルで仲良くなれたことが嬉しかった。