地図を見ながら手当たりしだいでも歩くって大事ですね。
モントリオールの地理がだんだんと入って来た私たち。
本日はまたガイドブックにのっていた良さそうなフレンチレストランへ。
Auberge Le Saint-Gabriel
1754年(古い!)、小さな宿としてオープンしたのだが、食堂のごはんが美味しくてレストランとして人気になり、今でも客が耐えないお店のようです。まだ宿泊もできます。
全ての料理が洒落ていて、見るのも楽しい。
選べるコース料理で、ランチは20ドル前後。
レストラン内の雰囲気もサービスもよくて、とても美味しいので、やさしい値段設定だと思った。
食後に旧市街の方へ。
気に入った通りほど写真がないという残念なわたしなのですが、旧市街は古いフランスの建築が並び、美術のアトリエ、ギャラリーが多く観光客少なく静かでとても好きでした。
前回の日記にのせたマライア・キャリーが結婚式した教会、中に入ってみた。
人間が落ち着くブルー、光と色合いがとてもきれい。
聖書の物語が華やかな彫像になっていますが、
見れば見る程、ここのは何だか仏壇に似てるなーと思った。
パイプオルガンの演奏がちょうど流れてきた。
気持ちよくなって熟睡しているママ。
でも、外に出たらもう元気いっぱい。
フランスのポーズ、エッフェルタワー。
体系の似ているお友達を見つけた。
馴染んでいる。
もうこの銅像4人でもいいんじゃないか。
友達の膝の上で、夢中におしゃべり。
討論になった様子。
勝手にやってくれるので写真とりました。
さて、大通りで何やらがやがやと人があふれています。
何かなーと思って野次馬に行ったら
なんかのデモぽい。
フランス語ぜんぜん読めない。
民衆たちが声をそろえて何かを叫んでいる。
とりあえず見続けていたら、だんだんとただ事じゃない雰囲気になっていく。
爆竹みたいな音、赤い絵の具の爆弾、今まで見た事ないくらいの数の警察、逃げる人々。
爆発音が聞こえて 警察に追われた民衆がすごい早さでこちらへ向かって来たので
さすがに恐くなってきた私たち。私とよっちゃんが、逃げよう!と言ったら
ママが、すごい真剣に

「もうここで人生終わっても悔いないよ!こんな体験ないからここにいて見といた方がいいよ!」
と言い出した。
え・・・
よっちゃんは、もう一番にあわてていて、すごい勢いで走り逃げている。

と思えば、

ちゃっかり写真はぱしゃぱしゃ撮っている。
色々カオスである。。
この夜ホテルに戻ってTVを見たら、今日は5月1日で、メイデーだったということに気づいた。
それにしても海外のメイデーって派手なもんだ。。警察官に捕まった人450人。
日本のはとても大人しいね。
トルコとかは、毎年死者が出ちゃうみたいだしね。
さて、ホテルでほっとしていると
いつものようにお酒を欲するママとよっちゃん。
家族の中でお酒を飲まないのは私くらいである。
ビールを買うためにホテルから10分くらいのコンビニへ歩く。
中心街だが、人通りのあまりない通り、
後ろから何かフランス語で私たちに叫ぶ人たちがいる。
「なに?」
なんか声の調子が恐い。
何て言ってるか分からないが、笑いながら大声でなんか言われている感じ。
しかも声が近づいてる気がする。
無視して歩いていたら、今度は英語で「STOP! STOP!」
と何度も叫んできた。
これはすごい恐くなった。チビの3人は簡単にひょいと連れて行かれそうだ。

スタスタスタスタ・・・
冷や汗、早足でコンビニへ逃げ込んだ。
待ち伏せしていたら嫌だねぇと話した。
幸いにも彼らはもういなくなっていた。
お酒を調達。
最後のモントリオールの夜をゆっくり過ごした。
Trip advisorのモントリオール情報

(まとめ)
私は、カナダワーキングホリデーに行く時に、トロントにするかモントリオールにするか実は迷っていた。
全体的な感想として、トロントでよかったと正直思った。
職探し、言葉、文化(トロントのような人種ミックスでない)、暮らしは大変そうと思った。
そして旅行中、けっこうトロントが恋しくなっていた。