Toronto is the huge library!
オヌールが鼻を荒くしてよく言っていた言葉です。
私は、彼と共に行動するようになってから、それを本当に肌で感じました。
彼は1に勉強、2に勉強、3に勉強と、私とは正反対の人格を持った人で
1日中、図書館や喫茶店をはしごしては変人なみに勉強をしていました。
学者である彼は勉強が仕事ですが、趣味まで全部勉強だったんです。。

オヌ君の漢字練習〜。
私といる時間はよく日本語の勉強をしたがりました。
毎回、まじでロマンチックのかけらもないデートでした。笑い。
でも、嬉しかったです。漢字を覚える事が、本当に楽しそうでした。
彼は、基本的に漢字は他の言語とはまったく違うアイデアを持っていると言っていました。
アルファベットを持つほとんどの国(韓国語なども含む、日本語のひらがなもアルファベットとします)
は、音で「聞いて」覚えることができます。
でも、わたし達日本人や中国人は、漢字を習い出した時から、言語を「見て」覚えるのです。
漢字は絵のような物なので見ないと分かりません。
また新しい言葉を聞いたとき、どんな漢字で書くのかすごく気になります。漢字に意味があるからです。
日本人は、英語を覚える時でさえ会話ではなくテキストから覚える机上の学習。
これは日本人がしてきた国語の勉強方法だったのだと、気がつきました。
英語は音がとても大事な言語なので、まずは、話して聞いてを中心に覚えるべきだと思います。
さて、トロントには図書館はほんとにたくさんあります。

これは、トロントの地図。
赤い字で書かれているのが図書館の場所です。
私のゲストハウスの近くにも歩ける距離にいくつも図書館がありました。
図書館は全て国立です。
ここは、家から一番近かった図書館


のんびりしていて、日本の図書館に似ています。
次は、打って変わってどでかい図書館。Reference Library
ヤング通り、ブロアー通りの交差点近くにあります。

中は5階建て。見上げてしまいます。



設備も充実、大量のパソコンが置いてあり大学生を中心に、皆勉強しています。
私は、この図書館でホームページ作成の無料講座に出ました。

トロントの図書館の魅力は、なんといっても、毎日たくさん開講される無料の講習
英会話、専門知識、仕事探し、生活情報、デザインや音楽まで幅広い。
外国人でも気軽に参加可能。高いお金払って語学学校行かなくてもいいんじゃないか・・と思いました。
こちらも気に入っていたヨークセンターパーク駅にある図書館。

児童図書の階も充実。

大きなプレイルーム。


お茶しながら映画を見ようという会があったので参加。

フリーのお茶とクッキーをもらう

来ていたのはお年寄りばかりでした。
海底に沈んでいるゴーストシップのドキュメンタリー見ました。
トロントで一番大きい図書館がトロント大学の側にあるのですが、行きそびれました。後悔!
彼がほぼ毎日通っていた図書館です。
勤勉な中国人だらけと聞きました。夜23時まで開いているというのだから驚きです。
他に、とてもいい英語サークルを彼から紹介を受け行き始めたばかりでした。
移民が多いので、英語学習者向けのサークルが数え切れない程あります。
そういう意味でも、トロントは今や私が超おすすめしたい留学場所です。
彼のおかげですっかり勉強癖のついた私。

これは、無料の英語学校のゲームで当ったノート。

彼のすすめで、新聞の星座コーナーだけはかかさず毎日読んでました。
英語の言い回しを増やすため、またポジティブな言葉ばかりが書かれているので良いです。
1つ1つが短いので読むのが嫌になりません。私にちょうどいい勉強教材の一つでした。

ティムホートンで勉強するオヌール。
彼のお気に入りは、ブラックのコーヒーとダブルチョコレートのドーナツの組み合わせでした。
たったこれだけの注文で何時間でも長居します。
トロント中どのコーヒー屋さんも、いつまでいても何も言われません。
勉強するにはとっておきの場所が、トロントにはあふれている。
「Toronto is the huge library!」
彼は今日もそう言って、どこかで勉強しているんだろうな。