数ヶ月前、授業で”好きな都市"というトピックだったとき
私は、
「トロントって何もない!東京の方が楽しい!」
なんて言ったことがあった。
ちょうど隣に座っていたトルコ人のオヌールは、
「何を言っているんだ、トロントほどすばらしい都市はない!」
と言いました。
私はその時、ふーん。って感じでした。
その後、彼は私の”トロントつまらない”発言が気になっていたようで
"もっと楽しんだほうがいい。"
と私を誘ってくれるようになりました。
色々なところにランチを試しに行きました。
私は夕方5時以降はお家に戻るという小学生のような生活なので
それに合わせてなるべくゲストハウスの近くまで来てくれてました。
31日中、30日 ランチかお茶をして、勉強を一緒にしました。
オヌールは、経済分析の仕事でトロントのヨーク大学に来ています。
行ったり来たりだけれど、かれこれ2年くらい経つらしい。
英語力は相当高いのだけれど、アナライズの仕事は一人でひたすらやるものなので
社交場がほしくて無料の英語スクールに参加しているようです。
色々な国から来たばかりの人と話すことが好きなようです。

英語、歴史、文化、経済のこといろいろ教えてくれます。
何で彼にとってトロントが素晴らしい都市なのか理解してきました。
旅行で行くならば素晴らしい国はたくさんあるけれど、"外国人が住む"のであれば
異文化が混ざり合って上手に成り立っている都市はトロントの他にないとのことでした。
それぞれの民族が、文化をそのまま持ち寄ってそのまま生活をしている。
差別がなく、お互いが理解をし合う環境ができている。
ほとんどの都市に滞在したことある彼は、移民の都市NYやロンドン、パリ
と比べてもトロントは、ずっと移住しやすい土地らしいです。
トロントは、世界平和のいいモデルだ、と言ってます。
ほんとにカナダ自体が、のほほんとしてて平和な感じがします。
小さな事件はあれど、よく上がるのはケベック(フランス語圏)の独立したい運動くらいです。
東京では、1週間1人行動してても楽しいです。
でもトロントでは、1週間1人で誰とも話さなかったら死んでる気分になります。
どれだけの人と出会えるか、友達とたくさん関わったかで充実度が増える。
いろいろな国の友達ができはじめた。
トロントが居心地の良い好きな都市になった。
ああ、これから楽しみが待っていそうだな、と思い出した今
トロント生活は、あと1ヶ月になっている。
ここを去るのが寂しいです。
オヌールは今、日本にいます。笑
短い旅行のようですが
女の子と旅行をしていて、私はジェラシーを感じる。