今日は日曜日。
トロントの日曜日はみんなベランダや喫茶店のテラスでのんびりと過ごしています。
私は、家の目の前に建つプロテスタント教会に行ってきました。

やたら大きい。
私は両親がクリスチャンなので子供の頃教会学校に通っていました。
高校も自分で選んでクリスチャンスクールに行ったのだけど、
毎日の礼拝はどちらかというと義務的な感覚で、聖書の授業や礼拝中は眠いといった感じでした。
学校で見る映画はマザーテレサのドキュメンタリーくらいでした。(いい映画でしたけど)
高校出てからは、クリスマスぐらいしか教会には行かなくなったのだけど
今せっかく家のすぐのところに教会があるので、トロントの礼拝に出てみることにしました。
施設はとても大きいのだけど、礼拝堂は60席くらいのスペースです。
大きなステンドグラスがきらきらと綺麗でした。
礼拝は、日本の礼拝(お祈り、賛美歌、説教、献金など)とだいたい同じように進行していたけれど、
もう少しフランクな感じがしました。
合間合間に全員の人と握手してまわる時間があったり、
牧師さんが赤鼻つけてクラウンになってみせたり、
近くの人たちと手をつないで一緒にお祈りしたり、
すごく温かい感じがしました。
通常礼拝なのに、イースターやクリスマスみたいに聖歌隊の合唱が多くて楽しかったです。
それにしても聖歌隊の歌唱力が半端なく綺麗で、感動でした。
礼拝後はティールームに移動して、クッキー食べたり、お茶をします。
教会に来ている人はほんとにフレンドリーでやさしくて、年配の方が多いので話してて安心します。
今トロントでさみしいと感じる時があるよ・・と話してしまう雰囲気でした。
おばちゃんが今度うちのホームパーティに来なよ!と誘ってくれたり
若い女性が娘のシンクロ見に来ない?と連絡先を教えてくれました。
ティータイムの後、ここの聖歌隊が好きだったので私も参加させてもらう事にしました。
部屋に入ったら、丸テーブルを囲んでちょうど練習を始めるところでした。
パートはどこ?と聞かれて
コーラスなんて中学校以来だったけど、「ソプラノ」とこたえました。
ウェルカム to ソプラノ!
と迫力のある体のおばさんが、ソプラノを隣でリードしてくれました。
練習中、牧師さんが赤ワインを振るまってくれたりとなごやかでした。
来週から礼拝の時は牧師さんの後ろに並んで賛美歌を歌います。
その際に着るガウンを試着してみたらどれも大きく引きずってしまって、
Eikoったらなんて小さいの!とみんなに笑われました。
来週までに丈を短く仕立てておいてくれると言ってくれました。
カナダの聖歌隊はどこも、水曜日の夜に教会に集まり練習をするのが普通らしいです。
でも、この教会は水曜日はなくて日曜日の礼拝前と礼拝後に全ての練習をしてしまうので
それがここの聖歌隊のいいところよ!と隊員が言っていました。
たしかに遠い人は水曜日の夜わざわざ来るのは大変だよね。
私は寂しくも週末ノープランだったので、日曜日がたのしみになりました。
ちなみに
カナダの宗教はキリスト教徒が77%(カトリック43%、プロテスタント29%、その他キリスト系5%)
6%が、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教、シーク教、仏教など。16%が無宗教。と言われています。
(この統計は10年前のもの。また移民が多いトロントは、キリスト教以外がもっと多そうです。)
そしてアメリカ人のように毎週必ず教会に行くという熱心なキリスト教徒は少ないようです。
今日行った教会は大きいけれど、来ていたのは30人前後。少なかったです。
最近のうれしいこと
ご飯を炊くのを土鍋に変えたら、すごく美味しく炊けること!
この土鍋、一人鍋にも良いサイズなので冬もたのしみです。