2011年02月28日

「野次馬、再び」ピクシレーションのメイキング

「野次馬、再び」の幕間で流した
ピクシレーション(実写のコマ撮りアニメーション)
御宿町撮影のことは前の日記で書いていますが (こちら
その時に少しだけビデオカメラも回していました。

撮影の雰囲気が分かるよう、軽くまとめてみました。
14分ありますが、よかったら見てください。






動画に出てくるのは4箇所のみだけど、
撮影は全部で21箇所。馬穴にまたがって飛びつづけました。
連写で撮影して、後で一番高く飛んでるコマだけ抜き取ってつなげましたが、
この作業が地味にすごく大変でした。メンバーの千も手伝ってくれたよ。
私のジャンプ力とタイミングが悪くて、編集に手こずったなぁ。
全ての実写アニメーションはこちらにアップしています。

幕間実写アニメーション1

幕間実写アニメーション2

幕間実写アニメーション3
posted by A子 at 13:52| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション制作メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月21日

すいそう


「野次馬、再び」の舞台で上演した「すいそう」のこと。

今回、小学校の水槽をテーマにしました。

小学生が水槽の中にいろいろな物を投げ入れます。
そのあらゆる物が、生き物に変わっていくという作品です。
物を投げ入れる小学生役を野次馬4人で演じました。
アニメーションとマイムのコラボ作品です。

本番のライブ映像





最初の実写部分の風景、
母校の小学校に撮影の許可をもらいに絵コンテを見せに行きました。 

校長先生との交渉、大人として話をするのが不思議な気持ちだった。
校内はまったく何も変わっていなくて懐かしくって、うれしかった。
実は課外授業の多い学校として少し有名な小学校で、
記事やTVで取り上げられることがたまにあります。のびのびとしたいい学校です。
校長室には壁一面にでっかい地図が貼ってあって、地図上に貼られた数百枚の付箋は
全校生徒の住んでいる場所でした。
もはや地図が見えなくなりそう。マメな校長先生です。
この日、私の家の場所にも付箋が追加されました。


さあ本編
一人こつこつコマ撮り撮影をしました。
撮影に入る前、
小学校にあるもの、何が何に変わったらおもしろいかなぁ
と野次馬たちにも案をもらって小学生のようにわくわく考えました。
そういう時間が一番楽しい。

できたのは・・


P1200097s.jpg  P1200196s.jpg

画用紙で作った魚の絵、ぽちゃんと入れたら泳ぎだした!


P1200224s.jpg  P1200259s.jpg

ハサミが、カニに


P1200314s.jpg  P1200331s.jpg  

ノートが、二枚貝に


P1200403s.jpg  P1200468s.jpg

エンピツがワカメに


P1200508s.jpg  P1200529s.jpg  

机が隠れ家に


P1210595s.jpg  P1210653s.jpg  

リコーダーがタツノオトシゴに


P1240749s.jpg  P1240770s.jpg  

手袋が、ヒトデに


P1240784s.jpg  P1240816s.jpg  

マフラーが、ウツボに


P1240945s.jpg  P1240969s.jpg 

ティッシュペーパーが、クラゲに


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赤と白の絵の具が、タコとイカに


P1301328s.jpg  P1301358s.jpg

ランドセルがクジラに


今回、こだわわりたかったのは素材。
実際の物と近い素材をつかってミニチュアを作りました。
使ったのはこれらです

メッシュ包装紙、クレヨン・色鉛筆絵、画用紙、
紙粘土、樹脂粘土、油粘土、木からできた粘土
ティッシュペーパー、フェルト羊毛、フェルト、革、
靴の中敷、油絵の具、シェルタイル(タイトル部分)。



まずは魚

SN3O0277s.jpg


魚は画用紙で、手作りの雰囲気が出るようにします。
泳ぐところは魚いっぱい描いて切り抜いています。



エンピツと机は、木からできた粘土で。形を作ります。

エンピツ

SN3O0282s.jpg



つくえ

SN3O0284s.jpg

机は、投げ入れて落ちて行くときアングルによって形が変わらないとおかしいので
色々な長さの足を作っておく。



ハサミ(カニ)、リコーダー(タツノオトシゴ)はプラスチック粘土
硬い質感を出すためです。


SN3O0288s.jpg




さて、色塗りだ!



エンピツ

SN3O0305s.jpg


リコーダー

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ちっちゃいなぁ..

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ジャン!


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リコーダーからタツノオトシゴになるまでのコマや
ハサミからカニになるまでのコマは、油粘土を使って変化させました。(一般的なクレイアニメのように)



手袋からヒトデは、フェルト。

SN3O0335s.jpg



マフラーからウツボはフェルト羊毛。
フェルト羊毛は何も加工せず、ただちぎったのを形整えて使っただけです。

タコ、イカは絵の具でガラスの上で一コマ一コマ描きました。
ここだけは後から他の生きものとPC上で合成してます。

SN3O0387s.jpg




ランドセル(クジラ)の素材


SN3O0343s.jpg


ランドセル(クジラ)は黒い皮を使います。
紙粘土は中の骨格つくるために使用(外からはわかりません)。
靴の中敷は、ランドセルの白い部分、クジラの腹部分として使用。

ランドセルからクジラは駒撮り途中で形を変えどんどん大きくさせました。
画面に近づけていき、正面になって口の中しか見えなくなったときには
体は見えないので、実は体はもうない状態です。
このシーンは数コマしかないけど大変で、制作中もだいぶ荒荒しかったです。

タコ、イカ、クジラらへんになると
期限がだいぶ迫っていた時で、制作風景を撮影している余裕はありませんでした・・




SN3O0336s.jpg


水の部分は、投げ入れた時や、動いた生き物によって影響が出てほしいので、
あえてやわらかいメッシュの袋を切って使いました(プレゼントとか包装するやつ)。
それだけだと色が薄すぎるのでクレヨンで塗った水色の画用紙を下に敷いています。

ちなみに、撮影はなんてことない普通のコンパクトデジタルカメラです。
駒撮りは気軽に誰でもできます。
家にあるものでも何でもいいです、
動かして撮ったら面白いコマ撮りアニメーションができますよ。





子供と水中のシーン

SN3O0385s.jpg


油絵をガラスの上に敷いて、絵になる部分の絵の具を取っていきます。
ガラスの下から光を当て、もれる光を撮影しています。

これは私は特に好きなアニメーション手法の一つですが、
この方法を使うアニメーション作家は世界中にいます。
巨匠と言えるくらいの人の名前を出しちゃうと
イシュ・パテルの油粘土と光のアニメーションは本当にすばらしいですよ。



コラボについて

劇場に入って映像の上映チェックをできたのが本番4日前、
そういうわけでやはりマイムとのコラボをさせることに、
ちょっと色々問題もあったなと思いました。
マイムと合わせてどう見えるのかは、このときまでわからないのです。
舞台での演出面はもうちょっとがんばりたかったな。
アニメーションだけ上映するのとは分けがちがう。
まだまだ勉強が必要です。
スクリーンも人もちゃんと見えるような照明も、難しかったです。

でも、ひとつ思ってたよりもよかったことがありました。
ラストの油絵シーンのところ
スクリーンを上げてしまい後ろの幕にそのまま映しました。
黒い幕なのでほんとに光以外は真っ暗になり、これがとてもきれいだった。
プロジェクターから出る光の線がいい効果を出していました。

始めの方に載せたライブ映像は、アニメーションがうまく映っていなくて残念です。
全体的に暗かったのでしかたないですね。
今回のアニメーションのみをこちらにアップしておきます。





楽曲の使用を許可して下さったヒネモスさん。
彼らの音楽はほんとに楽しくって大好き。
「Boeves Psalm」「長い夜」
使わせていただきました。
この曲なくては今回のアニメーションもできませんでした。
ヒネモスのライブは小学生みたいに自由ではちゃめちゃで、楽しいです。
春にリリースツアーもあるみたいなので
ご興味ある方、ぜひチェックしてみてください ヒネモスHP

それでは、長々と読んでくれてありがとう。
マイムコラボのアニメーション、またいつか挑戦します。



道具箱。いっぱい撮られてお疲れさまなキャストたち。

SN3O0395s.jpg

posted by A子 at 12:25| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション制作メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「野次馬、再び」終えました

野次馬、再び無事終えました。
見に来てくれた方、
遠くから応援してくれていた方どうもありがとうございます。
終演後に、楽しかったという感想たくさんもらえて嬉しかったです。
また初日に聞いたマイムトウ先輩後輩からの
厳しい駄目出しは、ズドーンと谷底まで落とされた気持ちだったけど
翌日の回に活かせたと本当に思うから有難かったです。

今回のスタッフさんは、のほほんしとした方ばかりでした。
小屋入りしても落ち着いた空気がよかったなぁ。
舞監のゴンパさんて和む。
忍者の真似してたときリアクションしなくてごめんなさい。
実はすごい好き。

本番終えてから一ヶ月もたったような気分だけど
まだ一週間なんですね。
野次馬のyoutubeで本番の動画を公開しています。
もしよかったら、覗いてみてください。→野次馬youtube
わりと映像が鮮明なので表情もわかります。
それ故自分では、ああ・・・ここだめでしょという反省がいっぱい
見えました。もっと練習だー。変な癖なくなりたい。

次の日記では、自分演出の「すいそう」の
ことを書きます。


makuura.jpg

野次馬、再び幕裏
posted by A子 at 00:49| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | パントマイムと大道芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

「野次馬、再び」もうすぐ開幕です!

わーい
とうとう
日付変わって明日から、野次馬公演のはじまりであります
はじまりって、たった2日なんだけどね。

社会人2人になった野次馬は、半年前から
土日に集まってこつこつと作品を作ってきました。

とびとびになる稽古で心配だったけれど、
とびきり面白い作品がいっぱいできあがりました。

私は、普段舞台では見せなかったがっつりアニメーション、
女学生コスプレなどいろいろな意味でがんばっています。
こんなものを見せれる事はもうないでしょう・・

野次馬ブログでメンバーが私の作品の紹介をしてくれていました。
http://yajiumaaa.exblog.jp/14874426/
ほかの作品の様子もこのブログでご覧いただけます。
今回は、うわ面白いなと思う他メンバーの演出作品であふれています。

来て後悔させません。
まだお席あります。
ぜひ、見にいらしてください。

パントマイムユニット野次馬第二回公演
『野次馬、再び』

2011年2月12日(土)〜13日(日)
@早稲田大学学生会館B202

作・演出・出演 野次馬(A子・月出裕司・藤塚遼・渡辺千洋)

スタッフ
舞台監督:小林恵理子
舞台監督補佐:岡村結花
舞台装置:伊藤健太
音響:カゲヤマ気象台(sons wo:)
照明:南 星(Quintet☆MYNYT)
運営:田中晶子(劇団森)
宣伝美術:マリン・A子
映像:A子
制作:月出裕司
指導:ハッピィ吉沢
協力:パントマイム舞☆夢☆踏
製作:ダンスララバイ熱視線・野次馬正人

タイムテーブル
2月12日(土)19:00
  13日(日)13:00 17:00
受付開始:40分前 開場:30分前

チケット料金
【ご予約・一般】1200円
【ご予約・学割】900円(要学生証提示)
【当日】1500円


ご予約
sumidaeiko(アット)hotmail.co.jpにお願いします。
(アット)を@マークに直して送ってください。
posted by A子 at 01:30| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | パントマイムと大道芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする